ロシア・ルーブルについては連日報じられている通り、短期的には急落・安値で推移することはほとんど間違いないと言えるでしょう。

しかし、現在のプーチン政権がこのまま続くと仮定するなら、中長期的にはある程度持ち直す可能性が高いです。

なぜなら大きな経済規模を持つ中国がロシアへのあらゆる制裁に賛同しておらず、またこれまで通りの取引をすると名言しているからです。

よってロシアは今までとはまた違う枠組みで経済活動をすることとなり、ロシア・ルーブルがほとんど紙切れ同然になるということはまずないでしょう。

一方、プーチン政権が早期になくなった場合やロシアがデフォルトした場合などについてはどうなるか誰にも予想ができないため、今後も情勢を注視していく必要があります。